アラフォー課長のトラブルな日々

歳上しかいない課へ配属。そして課長となった日々のあれこれ

Yahooの1on1を実践してみた感想など(1)

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Yahooの1on1(上司と部下のタイマン形式面談)に感化された偉い人が、じゃあウチでもやろう!という事で始めてみました。という話。

 

先に結論を書く。

Yahooに勤めるくらいの頭の良さが元々ないと大惨事が起こる。

 

これは乱暴すぎるので、もう少し言葉肉をつけるのであれば

日頃から考える癖がある人じゃないとかなり厳しい。

これをもっと雑に書くならば。

働かないおじさんにこれをやると、飲み屋の2時間飲み放題コース、ラストオーダー前くらいの会話と大差ない。

という事になりかねないです。

 

昔のことはわからないから想像だが、滅私奉公、24時間戦い続けるが良しとされた時代には、多分

考える人と、手を動かす人というのがセットだったのかな。

で、その後のバブル崩壊で、考える方が得意な人は考えた結果外に出るなり出世コースに乗るなりで考えた行動を起こし、手を動かすことが得意な人は手を動かし続けたのかもしれない。

そんな時期に入った新卒の社員は、手を動かす人たちに薫陶を受けたのかな。

考えるな、手を動かせ。

と言われていたのかどうかわからないが、それから30年、自分の考えを語るという機会はあまりなかったのかもしれない。

 

とまあ、ここまでは想像。

 

今は上意を待ってる暇はない。

誰も正解は知らない。

競争相手は国内だけじゃない、世界中だ。

という現実から遠ざかってひたすら作業に打ち込んで、作業の不満を漏らす、という場面が結構見受けられたので、会社としての1on1は渡りに船の施策でした。

 

今までの1on1とは全く違うのは

・評価面談ではないこと、テーマは部下が決める

・上司のためではなく、部下のための時間として使う

・部下は内省と振り返りから答えを探し、上司はそのアドバイスを慎重に行って、自ら答えを探すようになる

という事で、特に3点目をどう引き出すか、出せるかがポイントな訳です。

 

という事で早速実践です。

ただ、私も鬼じゃない。

いくつかルールを決めて話しました。

 

1)

3ヶ月前から、1on1をやるよーやるよーと事前の周知を毎週実施

2)

2ヶ月前に、この1on1施策の研修があったので、全員に受講してもらう。

3)

1ヶ月前に予定を入れる

 

という事で、自分なりには万全の準備のつもりだったわけですよ。

 

という事で、惨劇の詳細はまた別のエントリーで(笑)